講演会の整えられた体裁は対岸の火事ではない

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こんにちは。「やりなおしのマインドマップ」やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

 

講演会に行くたびに感じること

このブログのカテゴリーにもしているように、時々ぼくは講演会に行きます。

 

この時に毎回感じるのが「オープニングがダルい」こと。

 

開演の時間になって客席の照明が暗くなる瞬間は、ボルテージが最高なんです。多くの人はワクワクしている。

 

そんな瞬間を「司会者の紹介」「主催者の紹介」「講演者の紹介」でまるっと潰してしまうのはもったいない。

 

メインイベントが始まる頃に参加者の興味が多少なりとも薄れてしまっては、講演会としての体裁を整えた行為が逆効果になってしまうわけです。

 

もし主催者が「バックエンドのセミナー・ワークショップにつなげたいからやっているんだ」と言うなら、なおさら“つかみ”を強化する必要があります。

 

体裁を整えるためのオープニングは短めにして、早めにメインに行くことはできるはず。

 

体裁を整えるのはセミナー講師にとって対岸の火事ではない

とはいえ、セミナー講師も同じようなことをしているのを目にします。

 

残念ながら、オープニングの自己紹介で講師が立ち上げた会社の名前を連呼して「代表取締役をやっています」と言われても興味がないのです。

 

本題に行くまでに30分くらい講師の自分語りで時間を使ったセミナーもありました。これは酷かった…。

 

講演会と違い自主開催のセミナーであれば、体裁を整えず冒頭に「つかみ」から入るのは裁量でやることができるでしょう。

 

「自分が参加者なら」の視点は、セミナー講師の立場でも重要です。

 

セミナーで自分語りが不要な理由

さらに、オープニングに限らず、基本的に参加者は講師に興味がない前提で話を進めないと、つまらない話を延々と聞かされるハメになります。

 

限りなくファンビジネスに近いセミナーをしている方ならいいと思います。が…!

 

そのような講師は参加者が講師のことをよーく知っているので自分語りをしないんですよね。する必要がない。

 

ぼくも“一見さん”のような感じでこのようなセミナーに参加したことがあります。すると、講師が受講者をいじるだけでその方と周りは大喜びするんです。スゴイな…。

 

というわけで、ぼく自身は①冒頭の「つかみ」ネタを増やしつつ②コンテンツ重視でやる必要がある気がします。

 

ただ、ゆくゆくは「実際に会ってみたい」の動機で参加してくれる方が増えるよう魅力的な発信をしないとなーと感じるところです。

 

それではまた!